皆さん、こんにちは!野球小僧です!
本日のテーマは夏の甲子園中止が及ぼす経済損失についてです。
経済損失672億円以上!夏の甲子園中止について
今回、夏の甲子園が中止になった事に
よって失われる経済効果が、
約672億円にのぼることが2020年5月19日、
関西大学の宮本勝浩名誉教授による
試算結果から明らかになった。
※日本経済5/19記事参照
これは、アマチュアスポーツ大会の中で
最高額の経済損失と推定されました!
さすが甲子園!他のスポーツをしている方に怒られそうですが、
経済損失額を見るとやっぱり
甲子園は別格に注目されているんだなと感じました。
今回の中止による損失額
推定672億円の概算を簡単にご説明します。
推定額の主な内容
・チケット代
・交通費(選手、応援団)
・宿泊費
・関連グッズ収入
・飲食関連
ここまでで損出額で
約510億円
その他に地方大会での
各都道府県の収入として
約160億
※日本経済5/19記事参照
この記事を見て高校球児や元高校球児は気づくと思います。
俺たちが使うグラブやバットは入らないのか?
記事を読んで感じたことは、
野球部が活動(大会に参加)することで動く、
いわば野球部周りの経済損失の話がメインで、
野球部内の経済損失の話に触れられていない!
そこで今回のブログでは、
野球部内の経済損失について考えてみたいと思います!
グラブだけ見ても大きな損出額!
まず「グラブ」を例にあげて、
独自の経済損失を算出していきたいと思います。
高校球児であれば理解いただけると思いますが、
3年生の最後の夏の大会に向けて新しいグラブを買います!
そして、その多くが3年間の集大成として
既存品ではなくオーダー(別注)グラブを購入します。
既存のグラブの平均が約5万円に対して
オーダーグラブは約7万円!
(グラブの方や紐の色、大きさなどを全て自分で決めるのでこの値段になります)
※プチ補足※
高校野球はもちろん野球全般で
グラブの内側や外側に自分の名前が
刺繍してあるものを見たことあると思いますが、
高校野球では原則「刺繍禁止」です。
高いっ!
と感じる方も多いと思いますが考えてみてください。
毎日、甲子園を夢見て練習してきた
高校生活の集大成です!!
レギュラーであれば試合で活躍するため。
ベンチ入りできない部員にとっても、
思い出や大学以降、
草野球などでも使える一生の宝物になるものです。
全国約3,700校に20名の3年生がいたと仮定すると、
3,700校×20名×70,000円=約52億
グラブだけでこれだけの経済損失が概算できます。
ここにバットやスパイク、
手袋などが加わりますので、
その経済損失はさらに大きくなるでしょう。
チーム備品での損出額
次にチーム備品の視点から考えてみたいと思います。
試合で使用するチーム備品として、
・キャッチャー防具
・ヘルメット
・ボール
・救急備品(コールドスプレー、テーピングなど)
・その他(滑り止め、マスコットバットなど)
1球2,000円×120球=240,000円
3,700校×240,000円=約9億円
ボールだけでもおおよそ9億円の経済損失が試算できます。
このように計算していくと、、、
経済損失額1,000億円以上!!!
なんてことに実際はなるのかもしれませんね。
話は少しそれますが、
バスケットボールで日本一に輝いたことのある
私の知人に数年前に言われた言葉があります。
何で高校野球は県大会の1回戦からTV中継があるの?
バスケットボールはウィンターカップ
(高校バスケ最高峰の全国大会)決勝しかないのに・・・
申し訳ございません。というしかないですが、
神奈川県大会を例にすると、
準々決勝から全ての試合が横浜ベイスターズの本拠地
横浜スタジアムを使用し全試合で内野スタンドは超満員です!
他の競技の地方大会でお客さんを2~3万人
あつめられる競技なんて無いですよね。
バスケやバレーの全国大会の決勝の映像を見ても空席があり、
関係者ばかりが熱心に応援している姿が目立ちます。
そう考えると、やはり甲子園が与える多方面への影響は
部活動の枠を超えているんだな。
と改めて感じることができました。
6月は夏の甲子園中止を4つの視点から考えてみました。
7月はいよいよ野球小僧オフィシャルブログの
本格立ち上げの月にしたいと考えております!
皆さんが、
読んでよかった!
参考になった!
と思える記事を書いていきたいと思います!
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