硬式用野球バットの正しい選び方~中学硬式~

こんにちは!野球小僧です!

本日のテーマは、バットの選び方中学硬式編です。

※5月15日の記事では、

実際にお勧めバットをご紹介します!

ボーイズ、シニアの中学硬式にお勧めバット5選
中学に進学しボーイズやシニアリーグといった硬式チームに入団する野球少年に、中学硬式でお勧めのバットを5本ご紹介します。少年軟式用から硬式用のバットになるだけで約300グラムもバットが重くなります。Vコン?ルイビル?スカイビート?そんな時にお勧めの中学硬式用バットを当時の経験と現在の中学硬式バット事情を踏まえてご紹介します。

失敗してしまった中学生時代のバット選び

実は私も中学生の時にテレビで

観戦していた甲子園をみて、

活躍している選手と同じバットを買い、

自分の実力からすると重すぎる

バットを購入してしまった過去があります。

そもそも甲子園レベルの選手の

バットが振れる訳ないですよね…。

そんな実体験から中学生に合った

バット選びのポイントをご紹介します!

中学硬式野球の実情

野球人口減少の中、

中学生から硬式をはじめるという人は増えており、

埼玉県のボーイズリーグのチーム数をみてみると、

ここ10年で約1.5倍に増えています!

「野球離れ」でも高まる少年硬式野球への期待
若年世代での「野球離れ」が進んでいることは、このコラムでたびたび紹介してきた。とりわけ顕著なのは、中学校の軟式野球だ。日本中学校体育連盟(中体連)が公表しているデータでは、2017年の中学校の軟式野球部…

硬式を中学生から始めるにあたり、

大きな違いとしてボールの次にバットがあげられます。

軟式用と硬式用の違いは大きく3点あり、

その差によって値段は倍以上違います。

・重さ

・長さ

・素材

中学硬式用バットの重さ

まず「重さ」からご説明すると、

少年軟式用のバットの重さが

だいたい重いバットで600g~700g程度です。

それに対して硬式用(一般)は900g以上です。

これはルールで決まっているため

一般硬式用バットの

ほとんどは900g以上になります。

この200gの差がバットを振るうえでは

天と地ほどの差があり、

中学入学時にまずバットが重くて

スイングがうまくできない。

という現象に陥りやすい原因の一つです。

この差はもう練習で埋めるしかありません。

練習あるのみです。

硬式用バットを振る際に気を付けること

硬式用バットを振る際に

気をつけてほしい点として、

練習用1000g以上の木製バットを

使ったスイングをする時です。

よくチームで揃える道具として、

試合用の金属バットと素振り用の

木製バットを買いに来るお客様がいます。

900gの試合用バットすら扱えないのに、

それ以上の重いバットを振ることは

かえってスイングスピードを落とす

危険性があるので

注意しながらの練習をお勧めします。

進化する中学硬式用バット事情

また現在では「中学硬式用」という

ボーイズやシニアリーグの中学生に特化した

800g台のバットもあるので、

まずは身の丈にあった

中学硬式用を買うことをお勧めします。

※私は中一の時に一般硬式用の

900g以上のバットを購入し

バット振られてしまい全然打てませんでした。

中学硬式用バットの長さ

次に、長さです。

少年軟式用が長いバットで80㎝に対して、

硬式用は83㎝以上になります。

ここでも重さ同様、2,3cmの差ですが、

天と地ほどの数センチとなるので、

バット選びは難しいですよね。

スポーツショップ時代の話

私はスポーツショップの店員時代、

中学生で硬式のバットを買いに来た

お客様に対して9割は83cmのバットを勧めていました。

82cmのバットがあれば、

82cmを勧めることも多かったと思います。

それだけ83cmというのは

中学生にとっては長いバットになるからです。

ただそれでも

「僕は(うちの息子)スイングに自信あるんで」

というお客様がいます。

そんな時は決まって

「プロ野球選手が使っている長さが83~84cm」

であることを説明していました。

ここでも重さ同様、

自分の身の丈から大きく外れてしまう

バットを日々スイングしていると、

バットスイング自体に変な癖がつく原因にもなるので、

慎重に選んで頂くことをお勧めします。

硬式バットの素材

最後に「素材」についてです。

素材の説明に入る前に、

重さも長さも中学生にはあっていないバットが多いな。

という印象を受けた方もいると多いと思います。

その最大の理由は今から説明する

素材が大きく違うからです。

これはバットの素材もさることながら、

ボールの素材の違いも大きく影響します。

とても簡単に説明すると、

軟式用のバットは、

ゴムボールを遠くに飛ばすための軽い金属。

硬式用は鉄のボールを遠くに飛ばすための

強い金属を使用しています。

このことから必然的にバットは

重く、長くなってしまいます。

素材の詳しい話をするとメーカーごとの

違いを説明すると、

話が複雑になるのでここでは割愛します。

ただメーカーによって飛距離が

大きく変わることはなく

Aのメーカーの素材が良くて遠くに飛ぶ。

BのメーカーはNG。

みたいなものは存在しませんので

バットを選ぶ際の最重要項目として

・重さ

・長さ

この2点が自分に合っているかを

チェックしてバットを選んでください。

それでも分からなければ、、、

なんとなく、バットの選ぶ基準は理解できたけど、、

本当に自分に合ったバットを選べるか不安。。

そんな人は実際に野球ショップで店員さんに

自分のスイングをみてバットを選びましょう!

過去の記事ではオススメ野球ショップをご紹介しています!

ショップ
「ショップ」の記事一覧です。

この野球ショップにいけば間違いなく

自分に合ったバットを選んでもらえます!

今回のバットの選び方を参考に

次回の記事では中学生の硬式バット

ボーイズリーグ

シニアリーグ

でお勧めのバットをご紹介します!

お楽しみに!

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