硬式と軟式ってどっちがいいの??~中学生編part2~

皆さんこんにちは!野球小僧です。

本日は硬式と軟式ってどっちがいいの??~中学生編part2~

を実体験をもとにお話しします。

実体験をお話しします。

私は小学生時代いわゆる、

スポーツ少年団(スポ少)

軟式チームに入団し、

平日通っている小学校の校庭で

週末は学校の友達と野球をする。

といった小学生時代から、

中学生では、硬式ボールを扱う

ボーイズリーグというクラブチームに所属し、

隣の市などから同じように、

クラブチームに入団したチームメイト

と週末は指定のグランドで野球をする。

という日常でした。

中学進学時には、中学の部活で野球をするか、

ボーイズリーグやシニアリーグといった

クラブチームに入団して野球をするか。

とても悩み、最終的にはクラブチームに入る

選択肢をとりました。

経歴について詳しくはこちらをご覧下さい。

経歴
野球はお金がかかるから反対!そんな親の反対がありながら高校まで野球を続けた野球小僧ブログ管理人の経歴を紹介します。クラブチームで野球がした子VS中学野球部で十分と考える親。私立で野球がした子VS県立へ進学させようとする親など。今までの経歴を紹介して、実体験の苦労から全国の野球をしている全ての皆様のお悩みを解決します!

クラブチームに入ったから正解とか、

中学の部活に入ったから不正解ということは

今も昔もありません。

自分に合った選択肢をしていただくことがベストだと思います。

実際に今年のプロ野球開幕投手

12名のうち、11名は軟式出身です。

硬式は?開幕投手12人の中学時代
左:山岡泰輔 右:菅野智之 待ちに待ったプロ野球が始まった。今シーズンは120試合に減らしたの開催となったが

私自身もボーイズリーグに入ってよかったと

今でも心の底から思えていますし、

逆に中学の部活からプロ野球に入団した友人もいます。

そこで今回は、中学の進学時に

・中学の部活(野球部)

・ボーイズやシニアといったクラブチーム

どちらに入るか悩んでいる人向けに

中学の部活とクラブチームの

違いについてお話ししたいと思います。

第2回の今回は

・指導者

・進路

・保護者のサポート

の3点についてお話しします。

指導者

クラブチームと中学の部活では

指導者(監督・コーチ)に大きな差があります。

中学の部活では、学校の先生が主に顧問を務めます。

ですので、6時間目の数学の先生が

そのまま放課後の部活動で野球を教えてくれる。

ということがほとんどです。

稀に強豪校では外部コーチがいることもありますが、

ほとんどが週末のみなど限定的なものです。

一方、ボーイズやシニアといったクラブチーム

ではそのチームのOBだったり何らかのチームと

つながりを持つ野球経験者であることがほとんどです。

※実際私もOBとしてコーチをしております。

野球指導者の現状

野球の競技人口減少もさることながら、

教える側のコーチ・指導者の数も足りていない。

というのが現場の意見になります。

ですので、中学の部活動であれば

野球未経験者が野球部の顧問をしていることも

珍しくはありません。

実際に私の中学も野球未経験の先生が顧問でした。

シニアやボーイズでは、そのようなことはありませんし、

選手がチーム選びの基準の一つとして、

「指導者」

という指標を持っている事も事実です。

ここまでの話から、

野球を教わるならクラブチームの方がよいのでは?

そう感じる方も多いと思いますが、

野球人の前に1人の人間として指導してくれるか?

といわれればコーチやチームの裁量次第になります。

例えば野球の技術は教えてくれるけれど、暴力を振るう

クラブチームのコーチなどが存在することも事実です。

中学の部活動で全くないかと言われればそんなことはないですが、

顧問=学校の先生

ですので少なからず人徳ある方が先生の場合がほとんどです。

これらを総合的に踏まえ自分の選ぶべき道を

選択することをおすすめします。

進路

中学の3年間を高校のための

準備期間と捉える人も多くいると思います。

ただ準備期間を意識しすぎて

セーブしたまま中学時代が終わり、

自分の希望した高校には行けなかった。

という選手もコーチとして多く見てきました。

逆に野球小僧のコーチしている

ボーイズリーグでは

レギュラーでなくても、

3年間、真剣に野球に取り組んだ

というだけで推薦枠を用意してくれる

学校が存在することも事実です。

これらのことを踏まえ

自分がどんな高校で野球をしたいか。

ある程度のイメージを中学進学時に

描けるかが、中学から高校までの

自分の進路を決める選択となることもあります。

なので中学でのチーム選びを

中学3年間のみで考えずに

高校も見据えてチーム選び

することをオススメします。

進路選択の幅を広げる成績(通知表)

野球の実力や頑張り度合いももちろんですが、

野球もさることながら

勉強も同じかそれ以上に大切です。

野球だけ上手ければいい時代は終わりました。

実際に野球の実力はあるけれど、

中学の成績でがある選手には

高校の推薦枠は与えてもらえません。

※「1」は論外です。

高校野球部の部長や監督曰く、

そういった野球だけ上手い選手は

チームの不協和音となる可能性が高いそうです。

例えばボーイズやシニアといった

クラブチームに入り週末一日中野球をして

平日の勉強も頑張るのは大変なことは

野球小僧も理解しています。

ですが、その大変な頑張りをした先に

自分の希望する高校への進学。

甲子園という夢舞台があるのです。

一方、中学野球部では部活と勉強が連動しています。

ほとんどの学校が試験期間中は部活動に制限が入り

集中して勉強できる期間がとれるので、

テストの成績も取りやすくなる。といった所が現実です。

保護者のサポート

保護者のサポートという面では、

お茶当番について詳しく書かせて頂きました。

お茶当番が1番大変!野球人口減少の裏にある母親の苦悩
少年野球のチームでは、ほとんどのチームでお茶当番が存在します。子供たちが1日中グランドで野球をする中、監督・コーチにお茶を出し昼食を用意するなど多くの仕事があるお茶当番について実体験をもとに実は子供が野球をやる以上に大変なお茶当番の1日の仕事内容についてご紹介します。

お茶当番1日のスケジュールについて

今回はお茶当番の実際のスケジュールをご紹介します。

※県内強豪シニアリーグの1例です。

6:00 グランドの鍵開け

6:30 選手集合

7:00 早出コーチの集合(コーヒー出し)

8:00 監督グランドIN(コーヒー出し)

8:00 練習開始

10:00 コーチ陣のお弁当用意(お茶出し)

11:00 昼食のお弁当買い出し

12:00 昼食用意

12:30 昼食後のコーヒー出し

13:00 午後練習開始

    自分のお弁当を食べる

15:00 練習休憩(お茶出し)

17:00 全体練習終了(コーヒー出し)

18:00 ミーティング時の椅子出し

18:30 ミーティング終了(コーヒー出し)

19:00 解散

19:30 グランド戸締り

このようにクラブチームのお茶当番は

朝早くから、夜遅くまで拘束されます。

グランドでは砂埃もありますし、

突然、雨が降り出すことだってあります。

一方、中学の部活でお茶当番がある野球部

は全国でも有数の有名校ぐらいでしょうか。

指導者(顧問)は中学の先生であることが

ほとんどですので、先生自身の飲み物などは、

職員室にありますし、その他の事も

基本的には選手たちで全て行います。

ここは、中学の部活動とクラブチームでは

大きく差が開きます。

お茶当番廃止を掲げているクラブチームも

ありますが、数パーセントというのが現状です。

いかがでしたでしょうか。

2回にわたって中学生のチーム選びの基準について

実体験をもとに書かせていただきました。

中学進学時に中学の部活動(野球部)に入るべきか、

ボーイズ、シニアといったクラブチームに入るべきか

悩んでいる選手の手助けになれば嬉しいです。

公式LINEでも質問を受け付けております。

次回もお楽しみに!!

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