お金はかかるけど、高校野球は寮生活が勝つ!?

こんにちは!

本日のテーマは高校野球進学の際

誰もが悩む一つの問題…。

寮生活

私立高校野球部で寮生活をした私の実体験と、

県立高校野球部で実家から通い

3年間を過ごした弟の実体験をMIXして

高校野球進学にあたり、

・寮生活

・実家通い

の2つのテーマでお話したいと思います!

高校野球は寮生活が有利って本当なの?

第二弾の今回は、

寮生活と実家通いを比較した時に

寮生活が有利って聞いたことあるけど本当?

というテーマでお話したいと思います。

先週の第一弾にて、

寮生活と実家通いの差について、

タイムスケジュールなどを中心にお話ししました。

まだ読んでない!

という方はこちらも合わせて読んでくれると

より理解が深まると思います。

実体験から高校野球で寮生活のメリットをお伝えします。

高校野球部に進学し、

寮生活となった心境としては、

・練習についていけるかな

・いじめられないかな

などの不安があると思います。

もちろんこの不安は寮生活をする

高校球児だけではなく、

実家から通いの高校球児も一緒です。

では、同じ不安をもつ高校球児が

不安を解消するには一体

どのような方法があるのでしょうか?

それは実体験を聞くことです!

先輩の存在

全国の高校野球部、高校球児に共通して

いえることは野球部の先輩がいることです。

その先輩は少なくとも1年以上は、

毎日の厳しい高校野球の練習や

寮生活に耐え、たくましく

頼りがいのある先輩です。

練習以外の時間を先輩と過ごせるメリット

実家から通う選手はグランドを出たら、

あとは家に帰り家族と会うだけになります。

ですが、寮生活となると練習以外でも

野球部の仲間・先輩と過ごすことになります。

私の経験上、右も左も分からない1年生には

必ず先輩方が寮生活でのルールや、

普段の練習について、、、

などなど色々な話をしてくれます。

私の学校の寮生活は、選抜制の学校でした。

幸いにも私は1年生の4月から

遠方という理由で寮生活を

スタートさせることができ、

分からないことを

先輩方にアドバイスいただくことができました。

先輩にも覚えてもらいやすい

強豪校の野球部の部員ともなれば、

100人以上は当たり前です。

単純に3学年で割っても30人以上。

仮に3学年で100人だとすると、

半分の50人は1年生だと考えて良いと思います。

なぜ1年生が多いの?

という方に補足説明します。

※プチ補足※

高校野球の理想と現実。

悲しい現実ですが、、

厳しい練習に耐えきれず、

野球部を辞める仲間も少なからずいるからです。

強豪校の厳しい練習ともなればなおさらです。。

話を戻します!

そんな多くの1年生の中でまずは

・監督

・コーチ

・先輩

自分の存在を覚えてもらうことが大事になります。

寮生活をしていると、

練習時間以外というより、

24時間一緒に過ごす訳ですから、

自然と名前を覚えてもらい、

先輩方に可愛がってもらいやすくなります。

レギュラーに1歩近づく!!

ここは実体験です!!

寮生活をする最大メリットはココかもしれません!

私自身1年生の夏からベンチ入りをしたのですが、

周りの1年生が最終バスの時間まで、

練習して帰宅する中、

先輩方とトレーニングをすることができました。

先輩方と一緒に練習する。

それは、、、

監督の前で練習することができる!

という事を意味するのです。

学校にもよると思いますが、

1年生は与えられたメニューをサブグランドでこなす。

入学してから新チームまでは、

そのように過ごす学校も多いと思います。

もちろん、1年生練習で目立つことができれば、

上級生のレギュラー組と一緒に練習することもあると

思いますが、30人以上いる1年生の中で

ピカイチに目立つのは至難の業。。

強豪校ともなれば周りのレベルも高くなります。

私は現役時代から体力には自信があったので、

ランニング系のトレーニングでは先輩方に

ついていくことができました。

その頑張りと練習試合での

結果もついてきたことも重なり、

1年生の夏からベンチ入りを

することができたと思っています!

通い組選手が帰宅後に先輩と自主練

監督の前での練習について話を進めてきましたが、

もちろん高校野球は自主練習での

努力も非常に大切です。

通い組の1年生の帰宅時間を

自主練習に充てることができ

いち早く高校野球の環境に

・肉体的

・精神的

に慣れる事が出来たこと。

これも1年生の夏からベンチ入りできた

一つの大きな要因だと考えています。

選手間投票

皆さんご存知の通り高校野球では

ベンチ入りできるメンバーの数は

地方大会では20人

甲子園では18人

と決まっています。

よく夏のメンバー入りを懸けたドラマを

テレビで観ますが、

私の学校では、

最後の1枠を選手間投票で決めます。

ここで仲間からどれくらい信頼されているか。

ここが野球の技術以上に大きなポイントになります。

・学校での生活態度

・寮生活での仲間との協調性

などが票を左右する大きなポイントになります。

ここで大体は下級生であったり、

先輩方にあまり知られていない1年生は落選して

3年生が選ばれます。

寮生活でのデメリット

今までの話をまとめると

寮生活の方が有利!!

となるかもしれませんが、

もちろん寮生活のデメリットも存在します。

慣れない生活

まずは親元を離れての慣れない生活に

精神的・肉体的にかなり疲労します。

野球でのパフォーマンス低下はもちろん、

体調を崩してします。

最悪、ケガにつながることもあります。

1年生からロケットスタートを切りたい気持ちは

私ももちろん分かります。

ですが、3年生の夏に活躍した人間が

最終的には評価されます。

気が抜けない

寮生活では既に書いているように

24時間野球漬けの日々となります。

実家通いであれば、家に着いた瞬間など

ホッとする気持ち、少しは精神的に

落ち着ける時間がもてます。

ですが、寮生活では練習以外も野球部の先輩方と

過ごすことになりますので、

いくら優しい先輩とはいえ

先輩は先輩です。気が抜けない。

というのが高校球児の本音です。

1年生の寮での仕事

主な寮生活での1年生の仕事をご紹介します。

・ユニフォームの洗濯

・寮の掃除

・夕食後片付け

・道具磨き

・自主練後のボール拾い

・朝の起床係

などなど一言でいうと

雑用係が多いです。

※最近は上級生も雑用を行う学校が増えています。

野球の練習だけで

ヘトヘトな所にプラスして、

このような仕事が待っているのが

高校野球の寮生活です。

やっぱり寮生活は厳しい…。

そう感じる人も多いと思いますが、

先週の第一弾記事でも書かせてもらった通り、

辛い練習も、大変な寮生活も支えあえる

仲間の存在は非常に大きいです。

そして、乗り越えた先には

甲子園

という夢の舞台が待ってます。

大きな目標に向かって進んで欲しい。

それが私からのメッセージです。

いかがでしたでしょうか?

個人的な相談も公式LINEで受け付けております!

次回もお楽しみに!!

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