こんにちは!
本日のテーマは、
高校野球進学の際に誰もが悩む一つの問題…。
寮生活
について私立高校野球部で
寮生活をした私の実体験と、
県立高校野球部で実家から通い
3年間を過ごした弟の実体験をMIXして
高校野球進学にあたり、
・寮生活
・実家通い
の2つのテーマでお話したいと思います!
高校野球では寮生活と実家どっちが有利?費用の差は?
第一弾の今回は、
寮生活と実家通いの比較
を徹底的に行いたいと思います。
中学生からの大きな変化
高校野球部を選ぶ際に中学生、
そして両親が考える一つの悩みの種が
寮生活についてです。
・地元の強豪校に通うのか?
・推薦をもらえる地方の学校で寮生活をするのか?
私も現役の時にかなり悩みました。
実体験を語ります。
ちなみに私も高校入学から部活引退まで、
寮生活をしていました。
一言に、寮生活といっても部員全員が寮に入る
全寮制
レギュラーや家が遠い人優先で寮に入る
選抜制
※呼び方は学校によります。
など様々です。
全寮制で有名なのは、明徳義塾高校。
私も行ったことありませんが
どの書籍を読んでも
「山の中にあり最寄りのコンビニまで3時間!?」
というようなホントに野球に集中できる環境の高校であります。
選抜制では、横浜高校などがあげられます。
横浜高校クラスだと、全国のエリート選手が集まるので、
必然的に地方出身の選手は寮生活になります。
また帝京高校のように私立強豪校でも
野球部寮がない学校もあります。
※帝京高校野球部は18年に寮が完成し、2020年の東東京大会では見事優勝!
9年ぶりの優勝を果たしました!
全国の強豪校の寮生活
野球部の寮生活
と一言にいっても学校によって
様々な寮生活を送っています。
ひと昔前は野球漬けの生活。
というイメージでしたが、
近年の寮生活では勉強もしっかりと
管理している学校が増えています。
野球部全員が将来、野球で飯を食っていければ
いいのですが、現実はその逆。
仮にプロ野球になる同級生
に絞ればその年に1人でもいれば大盛り上がり。
将来を考え、しっかり勉強の時間をとる
学校も増えているそうです。
また食に関する考え方も変化してきております。
どんぶり10杯!!
とにかく白米を食べる!たくさん食べる!
そんな時代から今では専属の栄養士がつく
学校もあるそうです。
さらにポジション別に分けられたメニューや、
選手個人の目標や、足りない栄養を補ってくれる
スペシャルメニューまであるというのだから驚きです!
寮生活での1日のスケジュール
ここで、簡単に私の高校時代の1日のスケジュールを、
5時30分 起床・寮の掃除
5時45分 朝食
6時15分 登校、朝練
午前中 授業
12時30分 授業終了
14時 昼食
15時 練習開始
19時 夕食
20時30分 自主練
21時30分 練習終了
22時30分 風呂・洗濯
23時 就寝
シーズンと学校の有無による
多少の変化はありますが、
大体このようなスケジュールです。
一言でいうと野球漬け
の3年間でした。
寮生活で大変な事
寮生活では分かっているとは
思いますが、自分の事は全て自分で行います。
私も食事を作ってくださる以外の事は、
全て自分でやる甘えのない生活でした。
中学生時代では
経験しない事がほとんどだと思います。
・ユニフォームの洗濯
・美味しい夜ご飯
・試合の送迎
ユニフォームの洗濯は自分でやってます!!
という中学生もいると思いますが、
自分の事を全て自分で行っている
中学生はほとんどいないと思います。
ご両親の不安点
ここまで、寮生活の中身について触れてきましたが
全国の野球少年とお父さんお母さんが気になるのは
「うちの子寮生活、やっていけるかな?」
という不安だと思います。
・練習についていけるかな?
・寮生活に馴染めるかな?
・朝一人で起きられないのに大丈夫?
という漠然とした不安は誰しも抱いています。
進学時の高校に対する不安
私も入学前は
・いじめられたらどうしよう
・練習についていけるかな
など不安な面もたくさんありました。
正直、慣れるまではメチャクチャ大変でした。
ただ実家暮らしでは習得できないような事を
15歳の時点で多く学べたのは、
大人になった今でも役立っています。
実体験から語る寮生活の不安解消法
私の経験から今書いたような不安材料に関しては
問題ありません!
と胸をはって言いたいと思います。
そこには同じ目標を持つ
仲間が必ずいます。
辛い練習も、大変な寮生活も支えあえる
仲間の存在は非常に大きいです。
そして、乗り越えた先には
甲子園
という夢の舞台が待ってます。
大きな目標に向かって進んで欲しい。
それが私からのメッセージです。
実家通い選手のスケジュール
ここまで、寮生活の話をメインにしてきましたが、
もちろん帝京高校のように寮がなくても
全国制覇できます。
通い選手の1日のスケジュール
ここでは私の弟の実体験をもとに
1日のスケジュールを、
5時 起床
5時半 出発(登校)
6時半 朝練
8時 授業開始
15時 授業終了
16時 練習開始
19時 練習終了(完全下校)
20時 帰宅
23時 就寝
このようなスケジュールで生活していました。
寮生活と実家通いの大きな3つの差
寮生活と実家通い
どちらのスケジュールも
頭に入ったところで比較をしたいと思います。
授業終了時間の差(公立VS私立)
学校にもよりますが、
私の学校は午前中で授業が終わり、
午後は体育の時間という名の
部活動の時間でした。
ですので、普通の高校生と比べて
絶対的に勉強量が少なかったです。
近年、文武両道が推奨されており
私学のスポーツ学校も昔みたいに
野球だけ上手ければいい。
という風潮は少なくなってきていますが、
少なからず残っているのも事実。
そして、夜遅くまで練習で疲れ果てた体で
午前中の授業は休憩時間Zzzz…。
という日も正直あります。
練習時間の差
授業終了の時刻が違えば、
練習時間の差が出ることも想像できると思います。
そして通い組には、
完全下校時間
というものが存在し
学校(グランド)を使える時間が決まっています。
その面、寮生活のほとんどは
グランドに面しているため
素振りなどの個人練習は
夜遅くまですることができます。
自由時間の差
寮生活と実家通いの1番の差がココにあります!
寮生活では24時間野球漬け。
寝る時も隣には同じ野球部の生徒。
時には夢の中でノック受けているやつもいました(笑)
実家通いでは、
帰宅から次の朝までが自由(拘束されない)
時間となります。
半分は睡眠時間となる人がほとんどですが、
もう半分は自由にリフレッシュする
時間に充てられます。
もちろん同じ野球部のメンバーと
野球の話をすることも
1つのリフレッシュ方法ですが、
たまには野球以外の空気も吸いたい。
というのが高校生のリアルだと思います。
通い選手のメリット
今書いたように通いのメリットとして、
自由に使える時間
が多いことがあげられると思います。
帰宅後に、
自分の練習もできますしもちろん勉強もできます。
あとは寮生活よりは多少、
ユニフォームの洗濯などを手伝ってもらえれば
自分へ負担軽減にもなり、
野球に集中できるメリットがあると思います。
いかがでしょうか。
全国の進路に悩む3年生と
お父さん、お母さんの参考に
少しでもなればとても嬉しいです!
その他の疑問についても公式ラインで受け付けております!!
次回お楽しみ!!
コメント